デジタル革命は、企業のIR戦略にも新たな展望をもたらしています。

特に、決算説明会などのIRイベントをオンラインで実施することは、より多くのステークホルダーに情報を届ける効果的な手段として注目されています。

この記事では、オンライン決算説明会やIRイベントの配信における重要なポイントを、事例を交えて詳しく解説します。

オンライン決算説明会とは

GMOグローバルスタジオで開催した「2024年12月期 通期決算説明会」

オンライン決算説明会とは、企業が投資家やアナリストに向けて、インターネットを通じて決算情報を発表する場のことです。

従来の対面型説明会と異なり、オンライン配信を活用することで、地理的な制約を受けずに多くの参加者と情報を共有できるメリットがあります。

特に近年では、リモートワークの普及やデジタル化の進展に伴い、多くの企業がオンライン形式を採用するようになっています。

一般社団法人日本IR協議会が発表した「IR活動の実態調査i資料」(2024年5月15日更新)によると、2024年の調査によると、オンライン決算説明会の導入企業は前年更に増加していることがわかります。

2024 年「IR 活動の実態調査」結果まとまる」(経済産業省)
(https://www.jira.or.jp/file/topics_file1_215.pdf)(2025年2月28日に利用)

決算説明会をオンライン・ライブ配信するメリット

リアル会場に来場が難しい投資家様が参加できる

IRイベントをリアル会場での実施から、ライブ配信に切り替えることで、地理的な制約が大きく緩和されます。

リアル開催では参加が難しい投資家様が気軽にライブ配信を視聴できるようになり、国内外の投資家様が物理的な距離を超えて参加できるようになります。

これにより、情報の到達範囲を飛躍的に広げることができます。

また、投資家様だけではなく、登壇者がリモート参加できるのもメリットのひとつです。

会場コストの削減

決算説明会 リアル会場

決算説明会をライブ配信化することで、リアル開催時に必要としていた広い会場が不要になります。

結果として、企業側は会場や設営に関わるコストを大幅に削減することができ、投資家様側も移動にかかる金銭的・時間的コストが不要になるため、双方に対して大きなメリットを見出すことができます。

情報のアーカイブと共有

オンライン配信であれば、配信した内容をアーカイブとして残すことが可能です。

当日視聴できなかった投資家様にアーカイブ動画を公開したり、企業側も動画を保存しておくことで、情報の再利用や共有が容易になり、IRイベント自体を資産として活用することができるようになります。

環境に優しい選択肢

オンライン配信に切り替えることで、これまでのような巨大な会場が不要となり、環境負荷を削減することにも繋がります。

移動や会場設営に必要だったエネルギー資源が大幅に削減できるほか、オンライン配信であれば紙の資料を最小限化することも出来ます。

結果的に、IRイベントのオンライン配信という選択は、環境に配慮した企業イメージの構築に寄与することができます。

決算説明会をオンライン・ライブ配信するデメリット

安定した配信環境が必要

オンライン配信には、安定かつ高速なインターネット回線が不可欠です。

特にIRイベントにおけるインターネット回線の重要度は言うまでもありません。

高品質な映像と音声を確保するためには技術的な準備が必要であるうえ、不測のトラブルに対応するためのバックアップシステムの構築も重要となります。

参加者のエンゲージメント維持が難しい

オンラインイベントでは、対面イベントに比べて参加者の注意を引きつけることが難しくなります。
また、参加者の反応を直接見ることができません。

そのため、エンゲージメントを高めるための工夫が求められます。

単なる配信ではない、演出や双方向的なやりとりなどのひと工夫が参加者のエンゲージメントを高めることに繋がります。

セキュリティ対策が重要

セキュリティ

オンラインでの情報共有は、セキュリティ上のリスクも伴います。

機密情報の保護と安全な配信のためには、適切なセキュリティ対策が不可欠です。

配信ツールや取り巻く環境などには細心の注意が必要となります。

決算説明会をオンライン・ライブ配信するポイント

安定した配信環境を選ぶ

高品質な映像と音声を提供するためには、信頼性の高い配信プラットフォームと専門的な機材が必要です。

配信の安定性を確保するためには、専門的な技術サポートも重要です。

GMOグローバルスタジオでは、オンライン配信に特化した最新鋭の機材と技術チームにより、最適なオンライン決算説明会を実現します。

参加者とのインタラクションを重視

オンライン配信では一方向的な情報共有に終始してしまうケースが多いです。

オンライン決算説明会では、質問やアンケートを通じて投資家様とのインタラクションを促進することで、参加者の関心と参加意識を高める必要があります。

質疑応答時にリモート参加する役員

ライブ配信における質疑応答の対応は複雑になりがちですが、GMOグローバルスタジオではこれらのオペレーションも担うことができます。

また、視覚的なインパクトを与えることができる演出や動画を活用することで、内容の理解を促進させ、視聴者の関心を引きつけることも重要です。

綿密な事前準備

リハーサルを行い、問題点・改善点を事前に発見し、解決することで、配信中のトラブルを最小限に抑えることができます。

本番と同じ状態でリハーサルが行えるのもオンライン配信ならではのメリットでもあります。

また、参加者の個人情報保護と、機密情報のセキュリティを確保するため、事前にセキュリティ対策を講じることも重要なポイントです。

決算説明会でGMOグローバルスタジオを利用するメリット

GMOグローバルスタジオから配信したオンライン決算説明会

GMOグローバルスタジオは、最先端の技術と経験豊富なスタッフによるサポートを提供しており、企業のIR活動を強力にバックアップする体制が整っています。

GMOグローバルスタジオにご相談いただければ、ワンストップでオンライン決算説明会を実現いたします。

オンライン決算説明会・IRイベントの成功事例

GMOインターネットグループ株式会社 2023年12月期 第2四半期決算説明会

2023年12月期 第2四半期決算説明会

GMOインターネットグループ株式会社 2023年12月期 通期決算説明会

GMOグローバルスタジオで開催した「2023年12月期 通期決算説明会」
GMOグローバルスタジオで開催した「2023年12月期 通期決算説明会」

GMOインターネットグループ株式会社 2024年12月期 通期決算説明会

GMOグローバルスタジオで開催した「2024年12月期 通期決算説明会」
GMOグローバルスタジオで開催した「2024年12月期 通期決算説明会」

GMOインターネット株式会社 2024年12月期 通期決算説明会

GMOグローバルスタジオで開催した「2024年12月期 通期決算説明会」
GMOグローバルスタジオで開催した「2024年12月期 通期決算説明会」

まとめ

オンライン決算説明会

決算説明会などのIRイベントをオンライン化する流れは今後さらに加速すると予想されます。

GMOグローバルスタジオでは、圧倒的な設備・機材はもちろんのこと、様々な技術を活用し企業のIR活動をより効果的で魅力的なものにし、企業と投資家様との関係をさらに深めることを手助けいたします。

IRイベントのオンライン化をご検討でしたら、お気軽にお問い合わせください。